令和3年6月11日(金)午後、「親族後見人等(成年後見人等)の集い」を開催しました。
講演会のテーマは「事例から学ぶ成年後見制度~親族だからこそできる後見活動とは」でした。
統計資料等をもとに、親族が後見人を担う意義などを話していただきました。また事例(認知症、知的障がいのケース等)の紹介もあったので、参加者の方からは具体的な質問もいただきました。具体的には、財産管理を後見人側で行おうとするも本人に抵抗感がある場合の対応方法や、コロナ禍で施設面会ができないなかでの本人状態をいかに把握するか等でした。講師からは、本人が不利益にならない方法を考え関係者と連絡をとりあうこと、また何よりも本人の自己決定や意思を尊重することを大切にする姿勢が大事なのではないだろうかとお話いただきました。
コロナの収束がまだまだ見えない状況ではありますが、感染拡大の対策をとりながら、今後も親族後見人等の方々に参考となるような内容を検討し、集いを開催していきたいと思っています。
集いへの参加が難しい方でも、日ごろの後見活動における悩みや不安を抱えていらっしゃいましたら、気軽に当センターへご連絡ください。月に2回開催をしている「弁護士、司法書士による専門相談(予約制)」等をご案内することもできます。
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