令和3年10月2日(土)午後、「親族後見人等(成年後見人等)の集い」を開催
しました。今回は、現在活動中の親族後見人のほか、今後親族後見人として活動予定
の方等7名の方にご参加いただきました。
第1部の講演会は、社会福祉士の水沼百合子氏に「成年後見事務を行うためのポイント」
と題してお話をいただきました。講演会の後半は、コロナウイルス感染症対策実施のもと、
ある場面を想定したチーム支援のあり方を各自が支援者、家族等に扮する形で学びました。
第2部の質疑応答・座談会では、まず、親族後見人の方から、家庭裁判所の報告様式に
ついて、収支が赤字になってきた時の対応について、被後見人死亡後の財産はどう処理
したら良いのか等の質問がありました。今後、親族後見人となる予定の方からは、親の
マンションを売却する場合に後見制度を利用した方が良いのか、親が利用している
都外銀行とのやりとりが年齢とともに厳しくなってきており後見制度を利用した方が
良いのか等といった質問がありました。
いずれも、講師のほか、親族後見人として活動をしている方々からも発言をいただき、
考え方や方法を共有することができました。
最近はコロナ感染者数は減少傾向ではありますが、今後も感染対策をしっかりとりながら、
親族後見人等の方々に参考となるような内容を検討し、集いを開催していきたいと思って
います。
集いへの参加が難しい方でも、日ごろの後見活動における悩みや不安を抱えていらっしゃい
ましたら、気軽に当センターへご連絡ください。月に2回開催をしている「弁護士、
司法書士による専門相談(予約制)」等をご案内することもできます。
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