生活支援員は、定期的に訪問援助事業の利用者宅を訪問し、郵便物の確認や生活費の引き出しなどを支援しています。今回は、(葛飾社協での)生活支援員歴が約4年の滝下支援員に話を聞きました!
(滝下支援員)「(生活支援員になったきっかけは何ですか?―)過去に身内が認知症を患っていたため、悩みの共有や情報交換などかできる「認知症の人と家族の会」に入会していたのですが、ある時、会のメンバーから市民後見人養成講座のチラシをもらい、市民後見人の知識は身内へのサポートにも役立てられると考え、養成講座を受講しました。結局、市民後見人にはならなかったのですが、養成講座で一緒に学んでいた仲間から誘われたことがきっかけで、墨田社協で地域福祉権利擁護事業の生活支援員としての活動を始めました。
その後、葛飾区に引っ越したのですが、「葛飾区でも生活支援員として活動を続けたい」と思い、葛飾社協で再度応募し、生活支援員になりました。
(実際に活動してみてどうですか?―)長く生活支援員として活動を続けてきましたが、嫌な思いをしたことはほとんどありません。そのくらい、利用者の皆さんはとてもいい方たちばかりで、生活費をお渡しすると「ありがとう」と言ってくれます。
(活動する上で大切にしていることはありますか?―)誰もが平等に歳をとります。利用者の悩みを「自分ごと」としてとらえ、一緒になって悩みと向き合い、歩んでいくことが大切だと思っています」
活動の様子
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