子育てサポート活動報告記(ファミリー・サポート・センター)

  • 2006年11月28日

かつしかファミリー・サポート・センターは、子育てをしながら安心して働くことができるように、仕事で帰りが遅くなる時に子どもを預かるなどの子育て支援を、地域の方々の協力により実施しています。平成18年9月末現在、ファミリー会員(育児支援を受けたい方)が994名、サポート会員(育児支援を行なう方)が216名、両方会員が82名登録しています。



円滑に利用・活動ができるように、センターのアドバイザーが会員相互の調整を行なっています。また、アドバイザーと共に、支援活動の調整や育児の相談を受けたりする役割を担う地域リーダーがいます。葛飾区内を5つのブロックに分けており、各ブロックに2〜3人の地域リーダーを配置しています。
今回、地域リーダーの連絡調整会議に出席した、水谷佳子さんと池澤ゆかりさんに、ファミリー・サポートの活動について、お話しをお聞きしました。



・活動暦はどのくらいですか?
水谷さん
「サポート会員として登録したのは、もう8年程前です。地域リーダーとしては5年ぐらいでしょうか。」
池澤さん
「私は、登録は3年半ぐらいで、1年前に地域リーダーになりました。」


・実際の子育てサポート活動の様子をお聞かせください。
水谷さん
「私は、7〜8人のお子さんを担当しており、保育園への送迎などをしています。また、地域リーダーとして、他のサポート会員と一緒にファミリー会員のお宅を訪問し、活動前の打合せに立ち会ったりします。その時に対応が難しいご希望、例えば、長時間の預かりだったり、利用の頻度が高かったりすると苦労しますが、できるだけファミリー会員の要望に沿うように調整をしています。また、サポート会員との連絡も密にして、対応するようにしています。」
池澤さん
「私が担当しているのは2〜3人ですが、まだ顔合せだけで、実際にはお預かりしたことのないお子さんについても、子育ての相談を受ける場合があります。メールなども使いながら、お子さんの最新の様子を聞き、情報交換をしたりしています。」
水谷さん
「私はメールは使えませんが、電話での相談や、近所に住んでいるということで、玄関先で気軽にちょっとしたお話しができることがありがたかったと、ファミリー会員から言われたことがありました。そんな時は、地域リーダーをしていて良かったなぁと思います。」


・これまでに困ったことやたいへんなことなどがありましたか?
水谷さん
「保育園へお迎えに行き、そのまま自分の家で預かる場合、食事の準備がたいへんと言えばたいへんですね。また、おやつなどの甘い物の与え方にも気を使いますね。」


・その他に、活動をしていて感じることは何かありますか?
池澤さん
「サポートの活動は家族の協力がないと出来ませんね。うちの子ども達が成長して、預かるお子さんの遊び相手になったりしていますが、お互いにとって良いことと思います。」
水谷さん
「私も夫の協力が欠かせないと思っています。家族の協力で長年続けてこられたと思います。」



 お二人の地域リーダーは、年代、経験は異なりますが、「家族の協力」という共通の言葉をお話しになりました。かつしかファミリー・サポート・センターの活動が、まさに地域の方々の参加と協力によって成り立っていると感じるとともに、さらに地域で活動の輪を広げていく必要があると改めて思いました。

活動報告記

葛飾区社会福祉協議会

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    ※ファミリー・サポート・センター 第3土曜日 開所(予約制)

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