かつしか区民大学認定講座「講座“かつしかボランティア学”」は、前期、後期の2期に分け実施しました。区民の皆さんと一緒にボランティア活動を行う意義や楽しみ、課題について学び、そして、実践を通して学びを深め、自分を活かし、地域づくりのきっかけとなるように皆さんを応援するものです。
≪ 前 期 ≫
前期は、5月から6月にかけ全4回、“ボランティア活動”をキーワードに、「世のため、人のためから、人生の主人公であるあなた自身が輝いて活きる方法」について、ボランティアの視点からお話を伺いました。
(1)5/26 「“あなたが人生の主人公”一人ひとりが輝いて活きる社会に!」
講 師:堀田 力さん(弁護士、さわやか福祉財団理事長)
(2)6/ 2 「“ボランティアに期待されるものとは”基礎から実践へ向けて!」
講 師:石川 克巳(葛飾区社会福祉協議会)
(3)6/ 9 「ボランティア活動実践報告会“私にとってのボランティアとは?”」
発表者:シニアの手・サークルせせらぎ・かつしか光風会
葛飾音訳ボランティアの会・手話ダンス愛
アクアフレンズクラブ・おはなし夢時計・翔友会
(4)6/16 「新しい社会と家庭の中から見た“ボランティア活動とは?”」
講 師:松本 和夫さん(ボランティアグループSV板橋理事長)
(1)5/26 (2)6/2
(3)6/9 (4)6/16
延べ122名の方々が受講され、参加された方のうち、60歳代が56.1%、70歳代が24%、50歳代が10%でした。
≪ 後 期 ≫
後期は、11月から12月にかけ全4回を、ボランティアをする側とされる側の双方が“しあわせ”になる「人×人=健康→しあわせ」の方程式について、皆さんと考えました。
(1)11/10 「“健康”から見たボランティア活動の魅力とは?」
講 師:藤原佳典さん(医学博士、東京都長寿医療センター副部長)
(2)11/17 「“福祉ボランティア”ってな〜あに?
〜自分と相手とのかかわりから見えるボランティア活動〜」
講 師:石川 克巳(葛飾区社会福祉協議会)
(3)11/24 「ワークショップ“自分と相手を知ろう!”」
講 師:石川 克巳(葛飾区社会福祉協議会)
(4)12/ 1 「“もしも”あなたが福祉施設でボランティア活動をするとしたら・・・?」
講 師:森 松美さん(東四つ木在宅サービスセンター所長)
講 師:佐藤 康明さん(特別養護老人ホーム水元園施設長)
(1)11/10 (2)11/17
(3)11/24 (4)12/1
延べ70名の方々が受講され、参加された方のうち、60歳代が60%、70歳代が25%でした。
【受講者からの声】
前期・後期の両方を受講された方から・・・
『生活支援ボランティアに登録して、先日、はじめて窓拭きの活動をしました。先輩のボランティアの方に指導していただき楽しく活動ができました。自分のできることで、人の役に立つことの喜びを実感できました。その他にも、地域にある特別老人ホームでの余暇活動のお手伝いを毎週木曜日の午前中にはじめました。「かつしかボランティア学」で学んだことを、学びぱっなしにせず、実践をして学びを活かしながら、地域にも貢献できたらと思います。』
担当者から・・・
本年度につきましては、平日の午後の開催ということもあり、多くのシニア世代の方々にご参加いただきありがとうございました。これからのセカンドライフへの活用やすでにボランティア活動をされて方々も参加されておりましたので、ご自身の活動へのふりかえりとして活用いただけたのではないかと思います。
平成23年度につきましても、開催を予定しております。皆さんと一緒に“ボランティア”について学び、そして深め、地域での実践に活かしていきましょう!