認知症の親の名義の預金をおろすために、金融機関へ行って説明したところ、「成年後見人」をつけるように言われたといったような話しを耳にすることはないでしょうか。
そこで「成年後見人制度」のより一層の理解を進めるため、3月18日に、「成年後見制度と申立て手続き」をテーマに、成年後見人等の集いを開催いたしました。
当日は成年後見制度の概要や手続きの仕方、申立て書類の書き方などについて、司法書士の先生から事例を用いてわかりやすくお話ししていただきました。
「手続きって難しそうだな」と思っていた方もこの講演を聴いて、「これならできるかも」と思っていただけたのではないかと思います。
成年後見人等の集いは、来年度も開催の予定です。内容は未定ですが、詳細が決まり次第、このホームページでもご案内をさせていただきますので、ご参加をお待ちしています。
※成年後見制度とは・・・
認知症、知的障害、精神障害などにより、判断能力が不十分な状態にある人は、自分の財産を管理したり、福祉サービスの利用や施設入所に関する契約を結んだりすることが難しい場合があります。また、よく判断できずに契約を結んでしまい、悪質商法の被害に遭うおそれもあります。このような判断能力が不十分な状態にある人を保護し、支援するのが成年後見制度です。