大規模な地震や風水害などが発生した場合、多くの人命・財産が失われるとともに、その後の生活を送る中、自らの力だけでは解決できない課題を抱え、支援を必要とする多くの被災者が生じます。
このような人たちのために、生活(地域)の復旧・復興に向けた様々な活動を行う人を「災害ボランティア」と言い、被災地の住民と協力して活動を行います。
災害ボランティアセンターは、災害時に、被災地でボランティア活動を行うための拠点となる場所です。「被災者を支援したいボランティアのニーズ(思い)」と「支援を受けたい被災者のニーズ(困りごと)」の窓口となり、双方の思いを「調整し・つなぐ」役割があります。
被災者のニーズの把握に努め、その解決を図るための役割や被災からの復旧期のみならず、その後の復興期でも被災者とかかわりをもち、支援を続ける役割も担っています。
葛飾区社会福祉協議会は、葛飾区と「災害時におけるボランティア活動等に関する協定」を結んでおり、区内で大規模災害が発生した場合、葛飾区からの要請に基づき、災害ボランティアセンターを設置します。
そのため、日頃から「災害ボランティアセンターの立ち上げ訓練」や講座等を行い、災害時対策を行っています。
◆講座情報は随時掲載していく予定です。
「災害ボランティアセンター」を機能させるためには、区民の皆様の力が必要です。
定期的な研修により、災害ボランティアリーダー及び災害ボランティアのスキルアップを支援します。